# 組織と役割
MyScaleは組織の管理機能を提供しており、組織に参加する各アカウントには役割が割り当てられ、組織内での権限が決まります。このドキュメントでは、各役割に関連する権限を概説し、組織管理者がアカウントの追加や削除などの組織管理アクションを行うための手順を提供します。
# MyScaleの役割と許可されるアクション
すべての組織には、組織内の個人に割り当てられる権限レベルの異なる3つの役割があります。以下に示します:
- オーナー
- 管理者(Admin)
- 開発者
以下の表は、異なるアカウントの権限を要約しており、役割の割り当て方法を判断するための支援となります:
カテゴリ | アクション | オーナー | 管理者 | 開発者 |
---|---|---|---|---|
クラスター管理 | クラスターの作成 | ✅ | ✅ | ❌ |
クラスターの設定 | ✅ | ✅ | ❌ | |
クラスターの起動 | ✅ | ✅ | ✅ | |
クラスターの停止 | ✅ | ✅ | ✅ | |
サンプルデータのインポート | ✅ | ✅ | ✅ | |
クラスターパスワードのリセット | ✅ | ✅ | ❌ | |
クラスターモニタリングの表示 | ✅ | ✅ | ✅ | |
クラスターの削除 | ✅ | ✅ | ❌ | |
SQLの実行 | ✅ | ✅ | ✅ | |
開発者ツール | Pythonクライアント | ✅ | ✅ | ✅ |
Node.jsクライアント | ✅ | ✅ | ✅ | |
Goクライアント | ✅ | ✅ | ✅ | |
JDBCドライバ | ✅ | ✅ | ✅ | |
HTTPSインターフェース | ✅ | ✅ | ✅ | |
組織の管理 | 組織のユーザーの表示 | ✅ | ✅ | ✅ |
ユーザーの招待 | ✅ | ✅ | ❌ | |
ユーザーの役割の変更 | ✅ | ✅ | ❌ | |
ユーザーの削除 | ✅ | ✅ | ❌ | |
利用 | 組織の利用状況の表示 | ✅ | ✅ | ❌ |
課金 | 料金プランの切り替え | ✅ | ✅ | ❌ |
クレジットカードの更新 | ✅ | ✅ | ❌ | |
請求情報の表示 | ✅ | ✅ | ❌ | |
サポートとヘルプ | サポートチケットの提出 | ✅ | ✅ | ✅ |
# 組織の切り替え
1つのアカウントは複数の組織にリンクすることができ、上部左側のオプションを使用して簡単に切り替えることができます。
TIP
開発プランでは、現在の組織には最大2つのアカウントが許可されていますが、スタンダードプランでは、現在の組織には最大25つのアカウントが許可されています。
# ユーザーの招待
組織の管理者は、ユーザーに組織への参加を招待する機能を持っています。これらの招待は、該当するユーザーにメールで送信されます。
- 管理セクション内で、ユーザーに移動し、関連するページにアクセスします。
- 「ユーザーの招待」オプションを選択します。
- 招待したいユーザーのメールアドレスを入力します。
- 役割の割り当ての下に、ユーザーに割り当てる役割を指定し、「招待を送信」を選択します。
招待メールは、提供したメールアドレスに送信されます。この招待には、受信者がログインまたは登録して招待を受け入れ、MyScaleにアクセスするためのリンクが含まれています。
注意
サインアップまたはサインイン後、登録プロセスを完了するために、招待メールのボタンをもう一度クリックする必要があります。
# ユーザーの役割の変更
組織の管理者は、組織内のユーザーの役割を変更することができます。
- ユーザーリスト内で、ユーザーの役割に対応する列を見つけます。
- 変更したいユーザーの役割オプションをクリックし、変更したい役割を選択します。
# ユーザーの削除
組織の管理者は、以下の手順でユーザーを組織から削除することができます:
- 「ユーザー管理」リストで、削除するユーザーを見つけます。
- 「アクション」セクションで、「削除」を選択します。
- ユーザーを削除するために、「削除」をクリックしてアクションを確認します。